ボタンホールの大きさ

ボタンホールの大きさは、ボタンの大きさと厚みだけでなく、
その形によっても異なります。
以下の図を参考にしてください。


1.上から見たところ


 と  はだいたい同じになります。



 と  はそれぞれ幅、長さのだいたい半分です。



 は穴の中点から端まで、幅の半分です。
はボタンの穴の中心から端まで、短い方の長さです。
(左の方の長さは関係ありません。たとえ1メートルあっても  の長さだけが大切です。)


上の図のボタンの形、大きさから  と b の数字が出ましたか。


それでは次に・・・



2.横から見たところ



厚み  を測ります。
形に関係なく、いちばん厚いところを計ります。




3.以上の三つの数字  b  から


ボタンホールの長さ = a+b+c


と、計算されます。



生地の伸びによっては計算された数字では少しゆるいことがあるかも知れません。
少しゆるい場合は あとから 少しかがれば小さくすることができます。

小さいボタンホールを大きくすることはむずかしいですが、
大きいボタンホールを小さくすることは後からでも容易でしょう。
ホールを小さくするには、両端、口元に当たる部分を閉じるように縫って下さい。
ボタンホールの長さが短くなり、より小さいボタンに使えます。

(小さいボタンホールを大きくするには、生地だけでなく、どうしてもかがった糸を切らなければなりません。)
(糸を切らずに大きくすることは出来ません。)
(最初から作り直すのも大変です。)

ホールの大きさに自信がない場合は、あらかじめ少し大きめに作り、
後から小さくすることを計画した方がいいでしょう。



古布 にご利用の場合・・・

共布でヒモを作り、これをボタン穴に通してそのヒモを広げるようにして生地に縫い付けて下さい。

(弱い布地でもこうすれば大丈夫です。)






《もっと確実な方法》




↑このようなサンプル生地のボタンホールを作りましょう。
適当な生地(出来れば対象となる生地と同じもの)に、
数ミリ単位の違いでいろいろなボタンホールを作ります。

たとえば10mm、15mm、20mm、25mm、30mm・・・など。
これに対象となるボタンを通し、作るべきボタンホールの大きさを見つけます。

「20mmできつく、25mmでゆるい」であれば22〜3mmのボタンホール、
という感じで寸法が割り出せるでしょう。

このようなボタンホールの並んだ生地をひとつ用意しておけば
かなり良い寸法を求めることが出来るでしょう。